世の中はすべて運命に従って動いているのです。
根拠
例えば時速4kmで動いている球があるとします。話を簡単にするために摩擦や空気抵抗は考えません。すると球は時速4kmで動きます。当然ですね。でもなぜ常にそうなるのでしょうか?
それは物理法則に従っているからです。これは原子に対しても言えるはずです。言えなかったらこの理論は破綻します。
言えるということで話を進めます。人間が運命論を信じられない要因は、ずばり人間は考えて行動しているからと信じていることにほかなりません。これは誤りです。
脳の仕組みは簡単に言うとニューロンと呼ばれる神経細胞に入力が与えられ、それがある値を超えたら出力をするという感じです。つまり、人は同じことを入力されると同じ出力をするのです。
でも実際にはこうだと言われるかもしれません。つまり「1+1は?」と言われたら我々は「2」と答えます。次にまた「1+1は?」と言われたらどう思いますか?引っ掛けかなにかで2というのが正解じゃ>ないのではないか、と考えませんか?
これでは先ほどの同じ入力に対し違う出力となります。
この問題は入力の定義にあります。入力は実は過去の記憶、経験も含まれるのです。つまり「1+1は?」と問われた、という記憶も入力に入るのです。
さて、ここまでの説明でピンときた人がいたらすごいと思います。しかし、根拠はこのくらいです。
つまり
つまり、人は自分で選択しているつもりです。つもりなだけで、実際には入力に対し反応しているだけなのです。迷うこともありますが、あれも考えたことを入力として受け取りさらに考えているだけ>なのです。
所詮人の脳も原子電子でうごいているので当然物理法則が働きます。なので人の動きなどもすべて宇宙がビッグバンを起こした瞬間にすべて決まっていたのです。
終わりに
なんの意味がある理論なのかも論理がちゃんとしているのかもわかりませんが世の中はきっと運命に従っているのです。そう信じるのはとても面白いのではないのでしょうか?